秘密の花園 -オープンガーデン vol.1ー
私の住む街ではオープンガーデンの冊子が作られ、ガーデナーさん達の
素敵なお庭を紹介しています。その中で友達に誘われて向かったのは、
こちらです。車を降りたらバラの香りしかしません。
70代後半のご主人が40年ほど前からバラを植え始めた、と
おっしゃっていました。
古びたサイロに優しくまとうピンクのバラが絵になります。
おとぎ話の始まりのようです。
ひとつひとつ名前が書かれていたボードがバラの花の下にあります。
どれも字が消えてしまって見えません。40年の時でしょうか。
大きな、小さな、幾重にも重なる花びらを見てため息・・・。
素晴らしいの一言です。
「次々咲かせるために毎日の花がら積みが大変なんだよ。」と
私達二人に「風呂にでも浮かべたら」って積んだばかりのバラを
くれるご主人。
足元は木の葉のような物が敷かれていて、歩いた感じは柔らかく
ふわっとします。
バラひとつひとつ、それぞれの香りがあります。
今にも降りそうな曇り空の下でもバラのつややかさがわかります。
花も綺麗ですが、バラの葉も肉厚で綺麗です。