蓮 -国宝白水阿弥陀堂ー
国宝白水阿弥陀堂の浄土式庭園の池に古代ハスを見に行きました。
平安時代に建立された白水阿弥陀堂、江戸時代には「蓮の御堂」と言われる
ほどハスが咲いていたそうです。
早朝の咲き始めに見ることができればよかったのですが、午前10時
蒸して気温も上がってきました。ハスの葉が太陽の日差しに透けて葉脈が
きれいです。
一部の古代ハスは阿弥陀堂を建立した徳姫の故郷、平泉の中尊寺から
出土した種から発芽したもので、阿弥陀堂には2001年に株分けさ
れたハスも咲いています。
ハスは咲いて閉じてを3回くり返し、4回目には開いて閉じることなく
花びらを落とします。
花の中心部に花托は蜂の巣に似ています。「はち巣」となり「はす」
と言われるようになった説があります。花が終わると茶色に変化して
いきます。最近はドライフラワーなどで使うのを見ました。
アオサギ瞑想中・・・でも鯉が泳ぐのが気になるようです。
ハスの葉には荷鼻(へそ)があり、そこから放射線状に葉脈がはしって
います。風が吹くとハスの葉がさわさわと揺れます。
硬い蕾もまだたくさんあります。見頃は今月半ばぐらいまででしょうか。
シオカラトンボはじっとしてくれるので写真に撮ることができました。
コシアキトンボを初めて見ました。腰の部分が白あとは黒、せわしく
飛び回るので写真に撮ることができませんでした。そう恋の季節です💛
石の上にカワウとカモがいます。鳥の楽園でもあるようです。
我が家のベランダにもいつかハスやスイレンや、ジヴェルニーを
作りたいなぁ。
2016年4月7日、新緑のライトアップをブログに書きました。
秋には紅葉のライトアップもされます。