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Pasado manana

あしたはきっと素敵な日ー「あさって」はもっと素敵な日

夢見草

遠くで花便りを耳にしてから落ち着かない毎日でした。今日か明日かと待ちに待った初桜が咲いたと知ると、あちらこちらの桜狩りをしてしまわないと何故だか損をした様な気持ちになるのは私だけではないはずです。花時を逃すまいと天気予報を食い入るように見ては、花巡りの道順を二人で決めた休日は花霞の朝でした。昨年一人で見た花盛りを今年は二人一緒に見れたこと、何より贅沢な時間でした。

開花から今日まで、花曇り、花の風、花の雨、満開に咲き開いた桜はそろそろ零れ桜となる時間が迫っています。桜雨が降ってしまえば、桜風が吹いてしまえば花時は終わってしまうでしょう。川には桜流しを、池には花筏、花筵の上を花人たちは歩きます。

時代によって愛され方が違っていた桜も、咲き始めると誰もが桜人になってしまうその魅力は以外に奥深いものと思います。夢見草は桜の別名、桜の花の美しさにうっとり見惚れた様子からついたと言われています。 

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         見上げるだけの桜も、そろそろ手のひらに

 

                 ♬ ~  おすすめの絵画 ~ ♬ 

        中島千波画伯の作品 ー 淡墨桜(うすずみざくら)

    岐阜県本巣市の淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンサクラ

    淡墨桜は蕾の時は薄いピンク、満開を迎えると白に、散り際には淡い

    墨色になる。淡墨桜の名前の由来は残り際の花びらの色にちなんで

    付けられた。幹の老化が進んでいて樹木医や地元の人たちによって

    守られている貴重な桜。苗木を分けて岐阜や愛知に子孫が植えられて

    いる。