願成寺 国宝 白水阿弥陀堂
福島県いわき市内郷に、県内唯一の国宝建築物に指定されている「願成寺白水阿弥陀堂」があります。真言宗智山派の寺で平安時代末期の建築で、平泉の中尊寺金色堂を模した優雅な建物です。
昨年2015年の新緑ライトアップは、4月25日~5月24日18:30~21:00まででした。旦那さんと訪れたのは4月29日、山間にある白水阿弥陀堂は4月とは言え日が落ち始めると寒くなり冷え込みます。大きな池の周りも散策するので暖かく着込んで出掛けました。
いわき市の平泉と称されて、まるで影絵のよです。
風もなく穏やかで鏡のように池に映る中島、水辺はとても冷えます。
橋を渡り入場 奥に阿弥陀堂
国宝白水阿弥陀堂は素木のまま装飾が少ない、
その装飾の少なさがとても上品に思えるのです。
特に信仰心を持たない者でも極自然に手を合わせてしまいます。
平安の時代建立された時から慎ましい佇まいのまま
この月に照らされてきたのかもしれません。