影絵美術館2017・9・10
我が家のベランダも秋に向かいます。
春乃 ベアグラス
ベランダで9月のこの時期は楽しみしていることがあります。
11時30分頃になると太陽はベランダの正面から射し込み、
ベランダの床に帯状にスクリーンを作り出します。
ブラックパール ホスタ 紫陽花 ミスキャンタス シャンハイ
8月に入るとそのスクリーンはほんの数センチから始まり、
これからリビングの中まで広がりをみせるのです。
植物が等身大で映し出されるのは今だけの特別なことで、
晴れて雲がなく風がない日の数分間の影絵美術館がオープン
します。
モリンバ トネリコ コアウインシス
たくさんの美しいがあるけれど、影もまた美しいものの
ひとつだなと思います。
LONGーLONGER-LONGEST -2017-
我が家のLONGな植物を紹介します。
今年の3位は昨年と同じアイビー70㎝でした。
春先に挿し木のために切っているので切らなければ、もっと
伸びていたかもしれません。
もうひとつ3位のオリヅルラン70㎝ぐらいに伸びました。
遊園地のゴッド・スウィンガー、ブランコのぐるぐる回る
乗り物みたいなっています。
昨年NO.1だった斑入りアメリカヅタは2位70㎝でした。
秋に赤く紅葉して葉を落とした後、初夏からまた長くなり
昨年を上回る100㎝ぐらいにまで伸びました。
ちなみに昨年2位はシルバーフィールドの70㎝でした。
2017年の1位は、6月の寄せ植えの花材だった
ツルニチニチソウです。
150㎝!!こんなにLONGになるなんて思わなくて
ベランダの床に着いてしまっています。
寄せ植えの教室に行っていないこともあり、花の少ないベランダです。
ワイヤープランツ・アジサイ・ギボウシ・ミスキャンタスなどなど、
小さな風にも揺れてそれだけでも涼しさを感じます。
8月下旬のベランダには少しづつ太陽の日差し差し込み戻ります。
ベランダの床にくっきり映し出される植物はまるで影絵のようです。
夏のお客様
我が家のベランダに今年の夏もお客様が来てくれました。
サマーキャンプは食べて寝ての繰り返しばかりでした。
トンボ、こんな先端にバランス良くとまる体幹の強さに関心して
しまいます。
ギボウシの葉がこの夏はもりもり育ちました。その中にもの
すんごい小っちゃいでんでんむし(害虫デス)いました。
つい最近エスカルゴを食べたのだけど、美味しかったです。
蝉はお腹を上に少し弱り始めてベランダで休んでいたようです。
上向きにしてあげてからこのままかと思っていましたが、しばら
くすると姿がなく消えていました。
それからツバメの子供たちが4,5羽もっとかなベランダの
向こうで飛行訓練を開始したようです。
ほんの数日前まで一日に何度も何度もご飯貰って、シャカシャカ
と鳴くツバメの赤ちゃんの声がベランダにも響いていました。
頻繁だったシャカシャカの鳴き声の間隔が減ると、電線や駐輪場
の屋根の上に並んでとまるツバメを見かけます。
そしてシャカシャカと鳴く声を聞かなくなるのです。
くり返しくり返しの季節なのに飽きもせず過ごしていられるのは
何故でしょう?少し陽が暮れるのが早くなりました。
春乃 ー8月のベランダー
我が家のベランダの春乃、存在感があるため置き場所に少々
困っています。
7月の下旬には2番花と言われる花を6輪咲かせてくれました。
咲いてくれたから、生育はとりあえず順調なのだろうと思います。
奥にエアコンの室外機、手前の右にも室外機があり生温かい空気が
溜まってしまう我が家のベランダです。
7中旬,8月上旬までは太陽はは春乃の置いてある場所には届かず、
暑い日は室外機の風に当たりっぱなしの日もあります。
ほとんどの鉢植えは左の棚の上に置いてあり、春乃もそうして来ま
したが風のある日などは風にあおられて鉢が大きく揺れるの見てから、
怖くて置くことが出来なくなりました。
最近は使わない植木鉢を逆さにして高さを出し、通気性がよくなる
ようにして置いています。
8月中旬を過ぎると春乃の鉢にも陽が射し始めました。
春乃のためバラづくりの本を2冊持っています。
春乃はハイブリットティー(HT)・フロリバンダローズ(F)です。
HTは病気になりやすく虫も付き易いバラ、品種改良の過程で美しい
花を咲かせることを優先につくられてきたバラです。
消毒をしないで育てると正常な生育ができず、株の寿命を縮めるこ
とになるのだそうです。
なるべくなら薬剤など使わないでと知識もないくせに、お酢を水で
薄めてシュッシュッしてきましたが、春乃の葉の弱り具合にお手上
げ状態です。今はバラ用の薬剤を購入してこまめに散布しています。
今年の夏の天候もバラにとってはよろしくないようです。
葉の裏7:葉の表3の割合で散布を行います。HTの病害虫発生は
「宿命」であると聞けば、葉の色の少しの変化は仕方がないものと
思え気が楽になります。HT・Fにとって薬剤散布による病害虫駆除や
予防は肥料や水と同じように日々の大切な事なのだそうです。
10月下旬ごろからの秋バラのために、8月の下旬には夏剪定を
します。HT・Fは切ったらすぐに答えてくれるバラ、苦手な剪定
頑張ろうと思います。
春乃の秋はどんな花色なのか?
春乃 -2番花が6輪ー
我が家のベランダの春乃は夏の花を咲かせてくれました。
春バラの開花時期よりも少し遅れて咲いた春乃は、和風で
可愛らしい淡いピンクの花を咲かせました。
2番花と言われる花は、7月も下旬になってから咲き出したの
ですが、ピンクにはならずベージュのような色でした。
これでいいのか?栄養不足とかなんだとかの理由なのか?
ことバラに関しては???が続きます。
でもシックさが好みの色合いなので満足しているのです。
ただ心配なのは、春乃の葉はいつも粉が吹いたようになり
艶がなく、そのことが今は一番の心配事です。
6月に近くのハーブ園でバラの講習会がある事を知りました。
京成バラ園から講師を招いての講習会だったので、行きたいと
思っていましたが都合で参加することは出来ませんでした。
シュートの赤い葉を見ると生きている、と安心しながらも艶が
ない春乃の葉を眺めて気がもめる状態が続いています。
シマケンモンいづこへ
我が家の7月のベランダにシマケンモンが2匹いました。
シマケンモンはヤガの幼虫でいずれは夜行性の蛾になる生物です。
幼虫の時の姿は黄緑色の蛍光色、短い手だか足だかがたくさんあり、
ベランダのトネリコ・オリーブがいつの間にか、このシマケンモン
の住処となっていました。
主にトネリコの葉を食べて大きくなったシマケンモンの観察を、この
夏続けていました。
姿が消えた前日に撮影
8月の暑い日の続くベランダ、トネリコからシマケンモンの姿が消えて
一週間程が経ちました。ある朝、排泄物がトネリコの周囲に落ちなく
なったのです。
例えば、我が家には時々ハトがやって来ることがあり、ハトの朝ご飯的な
ことになってしまったのかもしれないと思いました。
例えば、我が家のマンションの前には何軒かお店があり、その軒下には
ツバメの夫婦が一生懸命子育ての真っ最中です。その子供たちの栄養分
になったのではあるまいかとも思いました。
例えば、トンボのランチになったりもするのかもと思いました。
サナギになってどこかにいるものと思いたいのですが、トネリコや
オリーブに置手紙などもありません。神隠し???
先日セネシオさんから、蛾の幼虫の中には土に潜りサナギになる種類が
いるとのコメントをいただきました。
シマケンモンが行方知れずになってから捜索していた場所とは全く違う
場所に、なるほどと思いながらも姿が見られなくなって寂しい気持ちの
方が強くなりました。
トネリコの鉢も他の鉢も潜った痕跡があるかどうか調べましたがわかり
ませんでした。それに土に潜りサナギの準備をするのに、水やりをして
お水をバシャバシャかけてしまったら溺れてしまうのではないか?など
心配になりました。水分を通さないシリコンのような物で身体を覆う
そんなサナギになるようであれば大丈夫だろうと思うけれど。
生まれたら飛ぶところを見たい、ある夜ベランダのサッシにへばりつい
ていてくれないかな(*´з`)
シマケンモン Craniophora fascita
* ヤガ科: ケンモンヤガ亜科
* 日本の北海道を除くほぼ全域に生息・中国・台湾・インド
どちらかというと暖地性の蛾、ヒートアイランド現象により
生息域は北上している
シマケンモンいづこへ -トネリコ敢闘賞ー
我が家のベランダにはヤガの幼虫シマケンモンが2匹いました。
トネリコの柔らかい葉を選んで食い荒らし、時には大事なオリーブ
までもドット柄にしてしまったシマケンモン2匹。
7月31日にブログに書き、8月1日朝からトネリコの鉢の周囲に
シマケンモン2匹の姿と排泄物を見なくなりました。
という事はサナギになるための準備を始めたのだと、トネリコの枝を、
室外機の後ろを、壁の上から下を、非常出口の扉を、配水管を、
くまなく探すもシマケンモン2匹の姿はいづこにもなく・・・。
幼虫の時には鮮やかな黄緑色でひげがツンツンとしたイモムシでした。
そして成虫になったあかつきに、ある朝ベランダにウハウハするような
代物が💰ヤガの成虫によってもたらせることを、多大なるヤガの恩返し
を期待してここまでトネリコを犠牲にしてきたというのに、シマケンモン
はいづこ・・・。
この夏の敢闘賞はトネリコに、痛い思いをさせてしまいました。
若く柔らかい葉がツヤツヤと生まれ一安心しています。
今朝のお客さま
残暑お見舞い申し上げます。
いつもブログを読んで下さり誠にありがとうございます。
我が家のベランダで起きる小さな小さな出来事を、ちょい
ちょいの妄想を織り込んで綴っております。
たくさんの方と繋がることで、初心者ガーデニングの不安や
悩みが解消されることが多く、ブログを初めてよかったと
心からそう思う日々です。
ブログのタイトルの「Pasado manana」パサードマニャーナは
スペイン語で「あさって」という意味です。
毎日は無理でも「あさって」なら大丈夫かも、そんなゆるい
ブログです。どうぞ遊びに来て下さい。
またみなさんのところにも遊びに行きます。
シマケンモン -蛾と蝶の違いはないのですー
我が家のベランダのトネリコにシマケンモンがいます。
ヤガのBabyシマケンモン、2匹いたはずが1匹しか見かけません。
先日オリーブMissionを食べられては困るのでトネリコとの距離を
エアコンの室外機1台分取り離しました。
ところが次の朝になり1匹がオリーブMissionのてっぺんに登頂して
葉を食べていました。
ホウキの柄でツンツンすると、素早い動きを見せるシマケンモン
面白い生き物です。
勝手に面白がっていて、トネリコの貢献度は高く頭が下がります。
てっぺんの柔らかい葉をお腹いっぱい食べているので、大きく
なってきたシマケンモンです。
トネリコはベランダの端っこも端っこに置いてあります。
シマケンモン -蛾と蝶の違いー
我が家のベランダのトネリコにはシマケンモンが2匹います。
シマケンモンは蛾の幼虫、大きくなれば蛾になる生き物です。
一週間程前に実家に行った時、大きな黒いアゲハを見たのです。
種類はわからなかったのですが、小さい時と比べて見ることが少な
くなってしまった黒いアゲハは、大きくて艶やかで優雅に飛んで
いました。見つけた時声が出るほど美しく、羽に傷もなく生まれた
ばかりだったように思いました。
実家には毎年アゲハが卵を産み羽化させる柚子の木があります。
アゲハを指に乗せ飛び立つまで眺めたりしたこと思い出しました。
シマケンモンを見つけたその夜、この黒いアゲハを見た事や柚子の木
の事を思い出したりして、ベランダのトネリコがうっすら視線に入る
布団でゴロンとしながらふと思ったことがありました。
蛾と蝶の違いはなんだろう?
蛾を指に乗せたりしないなぁ・・・。
次の朝のトネリコのシマケンモン達は、鉢の周りにたくさんの立派な
存在感抜群の排泄物を落としていました。2年間育てて1m程に生長
したトネリコが食い荒らされてしまうことよりも、シマケンモンが
たくさん食べた証の物を見て嬉しく思う気持ちが強くなりました。
シマケンモン達をどうにかしようという気にはなれません。
網戸を閉めようと思った時、ベランダの向こうに黒い蝶の姿を見まし
た。アゲハに違いはなくはっきりした種類はわからないままでしたが、
マンション7階の高さでアゲハを見たのは初めてでした。
そしてまた、蛾と蝶の違いが気になり、シマケンモンの親ヤガも、
7階の我が家のトネリコやオリーブを見つけて飛んで来たのだと思い
ました。安全な場所で子育てしたかったのかもしれません。
蛾と蝶の違いはなんだろう?
=== 蝶は昼行性、蛾は夜行性、でも夜に飛ぶ蝶もいれば昼に飛ぶ蛾もいる。
蝶は美しく蛾は醜いというイメージ、昼行性の蛾の中には蝶よりも
美しいと思えるものが多く存在する。
蝶は胴体が細く、蛾は胴体が太いと言われているが、胴体が太い蝶も
いれば細い蛾もいる。
蝶の触覚は先が膨らんだこん棒状、蛾の触覚は糸状・櫛状・羽毛状など
蝶と同じ触覚を持つ蛾もいる。
「日本に生息する蛾と蝶の一般的な違い」は例外が多く明確に区別する
ことは難しい。
蛾と蝶の遺伝子を調べると、蛾は明らかに蝶に近い種の方に遺伝子を
持っている。
英語では蝶butterfly・蛾moth、フランス語ドイツ語の多くの言語では
蛾と蝶の区別はなく、ひとつの言葉で表現されている。
蛾と蝶は同じ鱗翅目の昆虫生物学上でも区別されていない。===
トネリコ -暑中見舞い?-
我が家のトネリコすくすく育ちだいぶ大きくなりました。
この夏、暑中見舞いをいただいているようです。
水やりの時に、鉢の下に黒い粉のような物がたくさん散らばって
いるのを発見しました。
すぐに虫のフンだと思い、茎やら葉やらを探して発見しました。
多分こちらがお顏だと思います。害虫シマケンモン参上です。
もう一匹、トネリコのツヤツヤの葉をしっかり抱えてお食事中
のご様子、葉が噛み切られているのがわかります。
オリーブMissionとトネリコは同じモクセイ科の樹木、もしかし
たらコイツが食べた可能性が大です。
2,3日前までオリーブとトネリコは並んで置いてありました。
愛嬌があるコイツ達、羽化させたくなってしまいました。
網戸にへばりついている、良く見る茶色い蛾に変身するらしいの
です。
🐛 シマケンモン 🐛
毛に毒は無いようですが、皮膚に触れるとカブレることが
あるようです。
ホントに嫌いな方は、即効性のある農薬で一気にどうぞ!!
OLIVE -関心してる場合じゃないか?-
我が家のベランダも毎日の猛暑が続いています。
剪定したオリーブMissionの葉は、少し柔らかく優しい緑で
新しい葉を生み出しました。
なんてうっとりオリーブのBabyリーフに見入っていたならば、
だれ???
それにしても上手く切るもんだね👏しばらく見入ってしまいました。
何年も修行した職人技に見え、姿なき職人さんは何人でこの仕事を
したんでしょう。
OLIVE -黒いコブの正体は??ー
我が家のオリーブに何やら不穏な動きが
メインの茎にこんな黒いコブが6つ、初めて目にしました。
ころっと枝から取れるんですが、その途中に生き物であることを
感じました。ベランダでしばし固まり( 一一)・・・。
思い付いたのはカイガラムシ??
黒いコブのある周囲の葉には、このような液体が付着しています。
手で触ると粘着力がかなり強くベタベタしています。
液体が付着したあとの葉は、埃まみれになってしまいます。
尽くすとありました(笑)。ネットの画像は尋常ではないくらい
枝に繁殖していて、火炎放射器を手に持ち焼き尽くす方法に至る
その気持ちよく理解出来ました。
我が家はいまのところ6匹、応急処置としてそのカイガラムシ??
を採り捨てて、ベタベタの葉をウエットティッシュで拭きました。
カイガラムシは7,300種類もの存在が確認されているそうで、
写真を見るといろんなタイプがあるようで、寿命は約1年で
5,6月頃に繁殖します。
「"(-""-)"我が家のオリーブにいた未確認物体に似た写真もあり」
ベタべタの正体は分泌物で、余った栄養分でほぼ糖分と排泄物、
「(/ω\)排泄物・・・触った・・・」
植物の栄養を吸い取るので、見つけ次第の駆除が大事です。
浸透性のある殺虫剤を使用すると効果が高いようです。
カイガラムシは一度発生したら毎年発生するそうです。
我が家のベランダで植物との出会いと別れをくり返していますが、
虫達との出会いもたくさん経験しています。